写真は140×200cmサイズ



織機(ハンドルーム)を使って、縦糸に糸をひっかけてギュッと詰め、パイルを作るロリバフ。
ウール100%なのにお手頃なお値段、鮮やかな発色が特徴的な絨毯です。
パイルの密度が高いので、毛足にはコシがあり、ほどよい柔らかさ。
普段のお手入れは掃除機だけでOK。万が一液体をこぼしても、もともと油分を含むウールだから、パイルの上ではコロコロとした水滴状になります。すぐには染み込みにくく、乾いた布でさっと拭き取れます。
■スタッフからのコメント
ほっこりとしたあたたかい雰囲気をつくってくれるラグです。ナチュラルな木の家具にぴったりです。
関連情報
サイズ | 約140cm×200cm 厚さ:約15mm |
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組成 | ウール |
重量 | 約9.5kg |
原産国 | インド |
お手入れ方法 | 普段のお手入れは掃除機をかけるだけで充分ですが、気になる汚れがあるときは、かたく絞った布でやさしくたたき拭きをしてください。 |
インドのギャッベ
ギャッベはイラン北西部のシラーズ地方でトルコ系のカシュガイ族の遊牧民によって昔から織り続けられてきた絨毯です。ギャベとはペルシャ語で粗い・毛足の長いと言う意味です。
近年ではインドや中国で作られた模倣品が出回るようになりました。
インドのギャッベは品種改良された柔らかい羊の毛を使っているため、はじめから肌触りがソフトなのが特徴です。

ルリバフ(ロリバフ)
もともとロリバフ(ルリバフ)という名称は、ペルシャ語のルリ(カシュガイのルリ族の意味)とバフ(ペルシャ語で敷物という意味)に由来します。
昔からルリ族は絨毯つくりの名人といわれて、現在でもカシュクリ族の作ったギャベと共に、世界で最高級のギャベといわれています。
現在はギャベの風合いや柄を模して、手織り(手むすびによる織り)ではなく手動織機(ハンドルーム)で織られた絨毯を総称してロリバフということが多くなっています。

お手入れはぞうきんの水拭きで
主原料のウールは水に強い素材です。
汚れたときは、冷水を含ませよく絞った雑巾でふき取るようにしてください。